「ロイヤル・セブンティーン」2003年 アメリカ





2003年
監督:デニー・ゴードン
出演:アマンダ・バインズ、コリン・ファース、オリバー・ジェームス

一度も会った事のない父(コリン)に会いたい一心で単身アメリカからイギリスへ飛ぶ主人公ダフネ。
そんな父はなんと貴族の政治家でしかも婚約者+婚約者の連れ子までいた。

夢にまで見た父との再会を果たし、喜ぶ娘。
対する父は自分に娘がいた事を初めて知りショックを受けつつも存在を受け入れるが…

お父さんがコリン・ファースだなんて…

ティーン向けのアイドル映画風で、軽く見られがちな内容とテーマ。
またテキトーに付けた感のある邦題がね…ロイヤル・セブンティーンて。残念。
これ、予想に反して面白かったのですよ。

父に合わせて上流階級に馴染もうと一生懸命頑張るダフネ。
父の婚約者と連れ子にネチネチ意地悪されてもなんのその。持ち前の明るさと活発さでガンガン乗り切る。

ところが、そんな娘の行動は父にとっては逆効果だった。ダフネが起こす騒動の数々のせいで父の支持率は急降下!
父から釘をさされたダフネは、父のために本来の自分を抑えるようになってしまうが・・・

ダフネ役のアマンダ・バインズがとっても可愛い。髪の毛はサラサラだしスタイル良い!うらやましい!パパがコリンなんてうらやましい!←これが一番うらやましい
映画出演はこれが2度目だそうですが、暴れるシーンから切ないシーンまで上手にこなしてます。ダフネのボーイフレンド役の子もこれまた可愛らしい。歌もお上手よ。
そして若者にこれでもかというくらい振る舞わされるコリンも必見!堅物だった父が娘と心を通わせるうちにどんどん表情豊かになっていく様子が微笑ましいです。豊かになりすぎて何か殻を破った感もあるw

特に驚かされるような最後が待ってるわけではないし単純明快なストーリーなんだけど、青春映画ならではのエッセンスがギュッと詰まってます。笑いあり涙あり、親子やカップルの絆あり…観終わるとスッと爽やかな気持ちになれる。
映画ならではの上流階級のパーティーや舞踏会シーンもあって、音楽やファッションもセンスが良くて(と、私は思ったがどうですかね)視覚的にも退屈せずに観れるんだよね。

そしておそらくこの映画の一番のテーマであろう「自分らしさとは、何なのか」
ダフネ(若い子)からの視点からも観れて、父(親世代)の視点から観ても考えさせられるものがあるはず。
大人も子どもも、本当の自分を押さえつけて生きるほ苦しいものはないのです。

しかし一番の見所はコリンの革パンダンスシーンだよ。お見逃しなく。