「麻雀放浪記」1984年 日本





1984年
監督:和田誠
出演:真田広之、鹿賀丈史、大竹しのぶ。加賀まり子 他

あらすじ


敗戦直後の上野。
哲は終戦後も学校へは戻らずブラブラしていたが、ある日、勤労動員の工場で働いていた時にバクチを教えてくれた上州虎と偶然会い、そのまま博打の世界へ足を踏み入れるが・・・

ネタバレビュー

麻雀知らなくても大丈夫です。私なんてドンジャラの知識すらない。ドンジャラって今の若い人知ってるのか?
とにかく登場人物みんな個性豊かなので、麻雀のルールわからなくても楽しめます。

舞台は終戦直後の東京。
この映画は全編モノクロなんですが、まるで大昔のモノクロ映画を見てるような気分になりました。もちろんカラーが普通の時代の映画なのでモノクロでもきれいなんですけど、セットの感じといい音声の雰囲気といい、古い映画のあの雰囲気が良く出ているなあと。
雀卓をグルグル回るような映像も良いです。

映画の中でみんなから『坊や』と呼ばれる真田さん。ぼぼぼぼ坊や!!役名が『坊や哲』なんだけどね。
濃いメンツの中一人、平凡で青臭くておぼっこくてまさに坊やって感じ。で、やっぱり年上の女に好かれている。この頃の真田さんは何故相手がみんな年上なんだ?

そして鹿賀丈史演じるドサ健のかっこいい事よ!料理の鉄人の鹿賀さんしか知らない人には是非見て欲しい。
『俺は俺の女とおふくろにだけは迷惑かけていいんだ』とかいうえらい自己中な台詞もあるんだけど、この人が言うと妙に説得力がある。どうしようもない男なんだけどとにかくかっこいいんだ。そりゃ大竹しのぶも『離れないよ!』って言っちゃうわな。
麻雀好きな人からすると加賀まり子や大竹しのぶの女絡みエピソードは要らん!て人が多いみたいですが、この二人を挟む事で女の人でも楽しめるものになってるような気がするです。

えーと、麻雀の技とかに関しては特に書く事もないのでー。ルールわかんないし。
んーと。あ、あのね、最後の勝負の最中にテンホーとかいう技連発してたおっさんが急に死んじゃうの。途中、自分で注射打ってたから糖尿か何かかね。わからんけど。
で、みんなで家まで送り届けるんだけど、その家ってのが道の下にあるんだけど。なんとびっくり、道の上からゴロゴロ転がして家の前に落とすという。しかも水たまりにビチャン!って。
なんてバチ当たりな、って思ったけど終戦直後だからそんな風にしかしようがなかったのかなと思ったり。ちょっと前までは亡くなったままその辺に転がっているのが当たり前だったんだもんね…

DVDの特典にギャラリーがあるんですが、真田さん断髪式の写真も載ってたw
あー、この映画を機にあのブローが大変そうな80年代ヘアーから卒業したんですね。あの頃の髪型は男も女もブローとセット大変そうよね。