「女優と名探偵」1950年 日本





1950年
監督:川島雄三
出演:日守新一、西條鮎子 他

借金取りに追い回されている探偵(日守新一)が賞金目当てに美人女スリ(西條鮎子)を捕まえようと奮起するが、間違えて女スリとそっくりな女優を追いかけてしまい…

30分で完結するお宝的なドタバタ喜劇

ちょび髭にステッキが可愛い日守新一と、豪華極まりない特別出演の俳優さんたちを観ているうちに30分あっという間。
西條鮎子が女スリと女優の二役。日守新一は間違えて「女優の方」の西條鮎子を追いかけてしまい、そのまま松竹大船撮影所の中へ入ってしまう。

と、いうことで恐ろしく豪華な俳優陣が全員「本人役」で出演!
田中絹代、高峰三枝子。木暮実千代、佐野周二、佐分利信、若原雅夫、森雅之(ギャー!)、笠智衆、淡島千景、津島恵子、桂木洋子、堺駿二、佐田啓二、堀雄二…あと誰だったかな。こんなに興奮するオープニングクレジットはなかなかないっすよ。
森雅之は西條鮎子とすれ違う森雅之の役で一瞬出演。セリフは「やぁ」のみ。「奥様に御用心」の時なので口髭生やしててかっこいい!口髭モリマ最強。

ダチョウ倶楽部みたいな三人組の警官に追いかけられながら撮影所をひっかき回し、女スリの西條鮎子を追ってたかと思ったら女優の西條鮎子だったり、女優の西條鮎子かと思いきや女スリの西條鮎子だったりと、てんやわんやの末に最後は賞金も女優の西條鮎子の好意も勝ち取るという爽快さ。ラストで本物の日守新一が出て来るのもオツ。

なんだか得したというか、ちょっとしたお宝映画を観れた気分でした。